工房で、二人の作業台を見てみると、新しい道具がありました。
同じものを持っていても、買い足して、自分の道具に育てていくんです。
新入りって感じで、まだ綺麗です。

直井君の際鉋(きわかんな)、リーンミラーを作る時、とても重要な道具です。
左右あるんです、この鉋。

鈴木君の台ならし、鉋の台を調整する道具。
鉋のための鉋。
台東区にも何軒か、良い道具屋さんがあります。
道具屋さんに行くと、手が出せる値段から、ん~と悩む値段の物、
絶対に買えないと思う値段の物など、ピン切り。
でも、高ければいいというわけでもなく、やはり持つ職人によります。
失敗して、仕立てて、失敗して、仕立てて、と繰り返し、
自分の道具に育つんです。
扱うのは自分、道具にも責任を持って接して行かなくては。
WW藤本
先週末の「小テーブルをつくろう」ワークショップの様子です。
1日目の朝、まだ皆さん少し緊張気味です。
今回は、ご夫婦で、おひとりで、お父さまと娘さんで、というバラエティーに富んだ
メンバーでした。

どの樹種にするか、どの部分を使うか、木目の具合やバランスをみて、
スタッフもアドバイスさせて頂きながら、天板にする木を選びます。


しるしをつけた長さにカットします。


マスクをして、粉まみれになって、サンディング中です。



塗装をして、乾かします。
2日目は、塗装が乾くのを待っている間に、木のコモノ作りもします。
テーブル作りに負けず劣らず、こちらも盛り上がりました。

左から ナラ、ウォールナット、メープル、タモ
脚を取り付けて、

完成です。

ミミの処理の作業中、外皮をはがしたら中から芋虫が…というオプション付きの
今回でしたが、暑い中での作業も頑張って頂き、素敵なテーブルに仕上がりました。
終了後、「2人で一台を協力して仕上げるので、相談し合ったり、普段よりもたくさん話したので、親子の絆が深まりました。」
と嬉しい感想もいただき、スタッフ一同感激でした。
お茶を飲む時に、ちょっと晩酌に、花台にと、メンテナンスしながら
テーブルを育てていっていただけたらと思います。
後日、参加していただいた方から、「帰って、さっそく小テーブルでビールを呑みました!」というお話も。
ワークショップの共同作業で絆を深めて頂き、そして完成後は、小さいサイズならではの距離感を仲良く楽しんで頂く、
このワークショップの理想形かもしれません。
二日間お疲れ様でした。
WOODWORK

今日、「Picnic Room #810」が始まりました。
家具も無事納まり、とても素敵な部屋です。
とても明るく、そして気持ちいい風が通る、ピクニックルーム。
中なのに、外?でも中、原さんのこだわりのデザインが、
壁、床、窓と色々な所に詰まっていて、ユニークな部屋をつくりだしました。
ウッドワークは、食器棚、ベンチ、パタムテーブル、
などなど、各部屋に、10点ほど展示させて頂いています。
ナラ材が中心なので、店舗では見たことのない質感と、
部屋に納まるリアルな雰囲気がご覧いただけます。
開催中もレポートを続けますので、もっと写真をアップします。
ひとまずこちらを↓



実は、ベンチもあったんです。
WW藤本
例の引き手です。
この引き手は、オーダーを頂いた時に、ご提案していたデザインです。
今回は、引き出し、開き戸、ガラスの引き違い戸、全てこの持ち手にしてみました。
新しいシリーズでは、オプションのラインナップの第一号として考えています。


秋までには、その他も考えて、充実したオプションを目指さないと。
みんなで、じっくりと考えていきます。
WW藤本


ナラのパタムが出来上がりました。渋い、とても重厚感があります。
木って、素材の力で、同じデザインでも全く違う雰囲気が出るので、凄いです。
このパタムは、試作品として、しばらく木の動きを見てみます。
良質な物を選んでいけば、パタムの薄さでもいけるかもしれません。
無垢の家具は、完成後も大切なので。

こちらは、ガラスが入ります。
引き手は、例のデザインで。
ガラス屋さんのアドバイスのおかげで、うまくできそうです。
さて、もうひと踏ん張り。
WW藤本
先週末に、今年初めての「小テーブルをつくろう」ワークショップを開催しました。
お好きな木を選んで頂き、長さ60㎝ほどの小さなテーブルを作ることができる、
毎回人気の、WOODWORK定番のワークショップです。
WOODWORKが無垢天板を仕上げていく工程を、小テーブルで体験して頂けます。
まずは、たも、ウォールナット、メープル、ケンポナシなど、並んだ材の中から、お好きな樹種を選びます。

形や木目をよく見て、相談しながら、長さをカットします。

ミミの処理をし、サンダーを使ってサンディングをします。

マスクをして、粉じん舞う中ひたすら磨きあげます。

もくもくと、時には交代しながら、さらにサンディング。


オイル塗装をして、

塗装を乾かします。
それにしても、当たり前なのですが、二つとして同じものがなく、毎回たいてい樹種もかぶることがないので、
とてもおもしろいです。
乾かしている間に、楽器づくりで、もうひと盛り上がりして、最後に脚を取り付け、完成です。
2日間お疲れ様でした。
毎回、参加者の方々に恵まれ、皆様のおかげで、和気あいあいとした、楽しいワークショップになっているのだと思います。
WOODWORKスタッフも、製作や普段の接客とはまた違った、充実した時間を過ごさせていただいております。
ご参加いただきましてありがとうございました。
ぜひ、メンテナンスをしてご愛用いただければと思います。
アンケートに「WOODWORK SHOP(ウッドワークショップ)という呼び方どうですか?」というご提案!
さっそくいただきです。
WOODWORK
昨日、印刷工場へ行き、最終的な色の調整をしていただいて、
いよいよオリジナル包装紙が決定しました。
お店の顔にもなっている、森に動物たちが集う正面の壁のモチーフで
ミスター・ユニバースの関さんにデザインして頂きました。
一枚で絵として成立するデザイン、しかも、使う箇所や包み方によって
表情が変わります。
「この色味のまま、もう少し薄く」 「もう少しだけ赤みを抑えて」など、
ほぼニュアンスでしか表現できないようなお願いに、
職人さんたちは絶妙に応えてくれました。
本当にありがとうございました。
実際に包んでみたのですが、よいです。
なんだか気持ちもしまります。
贈り物をする方もされた方も嬉しい、そんな包装紙になったと思います。
出来上がってくるのが楽しみです。
WOODWORK 齊藤
展示用の、食器棚の製作に入りました。
食器棚は収納の中でも、一番生活感の出る家具かもしれません。
使う方、それぞれの食器や、食事の支度に必要な物が沢山収納されますから、
食器棚の求める仕様は、それぞれ違うと思います。
自分に合った仕様を作ることで、食事の支度をする時に
動きがよりスムーズになり、きっとプラスになる事でしょう。
家具の使いやすさは、生活しやすさに繋がります。
このシリーズ「自由な家具」は、そんな重要なポイントに
お答え出来ればいいなと思っています。

もう一つ、
かねてから使っている、引出しや、戸板の持ち手です、
このデザインを、シリーズの正式なオプションに使う予定です。
工房に、いらっしゃった方は見たことあるかな?

最後にまた一つ、
オープンハウスに向けての特設ブログが、作られました。
リノベーションの経過や、原さんの日記などが見れます。
WWもコメントする予定ですので、ちょっと違う視点で見れると思います。
是非ご覧になってみてください。
オープンハウス特設ブログはちちら
ツイッターもあります。
WW藤本
新しい家具についてのお話です。
オープンハウス展示参加をきっかけに、新しいシリーズの製作プロジェクトを進めてから、
徐々にシリーズの内容と物が形になっています。
今回のシリーズは、特定の形(ラインナップ)があるわけではなく、
個のデザインというよりも、シリーズ全体の考え方を含め、新作となります。
コンセプトは「より自由で、よりシンプルな形」です。
自由というのは、オーダーを意味し、使われる方の思いを受け入れる家具です。
シンプルというのは、オーダーの発想がしやすいフォーマットとなるデザイン。
ご要望の多かった、食器棚であったり、特注サイズの本棚であったり、
収納家具が、とても幅広くご注文頂けるシリーズです。
ただ、自由すぎでも個性がなく、引き出しや、扉、棚板などに、
ウッドワークらしい個性を加え、オプションとして選べる楽しみを加えます。

このシリーズは、お客様に伝える要素も多く、ただ形があっても、ウッドワークの
考えが伝わる事にはなりません。
今回のオープンハウス展示が最終地点ではなく、新シリーズのスタート地点です。
無垢の素材で、本当に使い心地の良い家具を作ること、
オーダーする楽しみを伝えること、
それらを踏まえ、物だけでなく、シリーズの内容全体を詰め、試行中です。
シンプルなゆえに、伝える事は難しいです。
WW 藤本
本日も工房便りをご覧いただきありがとうございます。
毎日、蒸し暑く人一倍汗かきな僕には厳しい季節が今年もやってきました。ご無沙汰しております、直井です。
少し日が経ってしまいましたが、まだ気持ち過ごしやすいころにご納品致しましたトチ一枚板デスクのご紹介です。
無垢の天板は、ダイニングテーブル以外にもデスクとしても製作できます。
特に、天板幅が600mm前後のものなどはデスクの奥行きにとても調度いい大きさです。
今回のお客さまは、長いこと一枚板のデスクをお考えになっていらっしゃったそうです。
そして、ウッドワークでは地下の工房にまだ仕上がっていない状態の在庫の中よりご覧いただいてました。
こちらの板は、かなり荒い状態でしたが鈴木くんが電気鉋、手鉋を駆使し見事な木目が見えてきたのも記憶に新しいです。

天板の形状は片側の耳の部分はうねりが少なく、反対側の耳はやんわりしたカーブを繰り返しています。
これがデスクには最適でして、ご覧のように壁側にはうねりが少ない方を向けることでデスクとしてとても納まり良くなりました。

そして、木目は表情豊かです。
節が多いのですが、この節周りには素直な木目には出せない綺麗な木目が生まれます。
塗装まで仕上がるとき、艶がのり、「いいねぇ」と気持ちが高ぶる瞬間でもあります。
こちらの天板は特に、綺麗な木目がいいバランスで入っていたので、より磨きがいがありました。
ご納品へお伺いすると、部屋には様々な有名家具がきれいに並んでいました。
その場で、
「一枚板のデスクに、ハーマンミラー、これが長年の夢でした」
というお客さまの話を伺い、そのようなイメージがある中、気にいって頂けるデスクを選んで頂けて良かったと嬉しく思いました。
末永くご愛用ください、ありがとうございます。

後日、お客さまが送ってくださった写真です。
とてもいい納まりで、嬉しく思いました。
メール、写真とありがとうございました!